【受入先企業インタビュー】ZAP ZEAL ASPIRATION PARTNER ASIA CO.,LTD.(前半)

1. はじめに
 こんにちは。株式会社FULLCOMMISSIONの榎本悠人です。

 本企画【受け入れ先インタビュー】では、インターン受け入れ先企業の経営者にインタビューさせて頂き、その様子をブログ記事として配信する企画です。

 今回は、私たちの「観光宿泊専門の海外インターン」の受け入れ先でもあるカンボジアのZAP ZEAL ASPIRATION PARTNER ASIA CO.,LTD.創業者、奥本達彦さんにオンラインインタビューさせて頂きました。本ブログはその前編になります。ぜひ最後までお楽しみください。

2. ZAPとは?
 ZAP ZEAL ASPIRATION PARTNER ASIA CO.,LTD.(以下、ZAP社)は、カンボジアの首都ブノンペンにある、奥本達彦さんが創業された会社です。主な業務内容としては民泊経営者向けのBPOサービス、民泊運営代行・翻訳業務・コールセンターとなっており、東京オリンピックに向けマーケットの拡大が期待される日本の民泊業界をカンボジアから支えています。

 現在のサービスを始めたきっかけは、前職を退職したタイミングで起業しようと考えた奥本さんが、アウトソーシングサービスのサイトを眺めていた時に民泊代行依頼の求人が多いことに気づいたことだそうです。一人で小さく始めた会社ですが、2018年に民泊関連の規制が緩和されたことを受けて大きく成長し、日本国内だけで約700の事業者と取引するまでになりました。奥本さんの「ビジネスで社会貢献をしていきたい」という想いからスタートした会社は、今では日本人とカンボジア人、フィリピン人など約10名のスタッフが在籍するインターナショナルな組織にまで発展しています。

 ZAP社は奥本さんの想いが詰まった会社で、日本の民泊事業者向けに海外からのお客様との橋渡しになるようなBPOサービスを展開しつつ、カンボジアで雇用を生み出しています。

3. どんなインターンができるのか?
 ZAP社でのオンライン海外インターンは、新規事業の立ち上げサポートです。奥本さんと一緒にZAP社の新規事業を一緒に作るプログラムになっており、その立ち上げ経験を積みたい方にはおすすめです。奥本さんもアメリカのFP事務所での海外インターンの経験があり、その時の経験や価値観が今に活きているとのことです。お話しの中でも「インターン生から新たなアイデアをもらいたい」という言葉がありましたので、オンラインですが海外インターンの魅力を知っている経営者の元で、非常に充実のインターン経験が詰めるプログラムだと私は感じました。

 本インターンでは、成果物として0→1を作る経験を重視しており、インターン生も自らプロジェクトやイベントなどを新たにクリエイトすることが可能です。また、うまく行けば事業化も考えているとのことですので、体験ではなく実践に近い形をとっています。カンボジア現地との業務は基本的には英語でやり取りが発生しますが、英語が不得意でも参加可能です。海外経験は少ないけれど、将来的には海外で働いてみたいと考えている学生にも、非常におすすめです。

 今回の前編では、ZAP社の概要とインターンのプログラムについて書きました。同社でのインターンの経験のイメージが膨らみましたでしょうか?後編では、奥本さんのストーリーやカンボジアの魅力にせまります。

(後半に続く)