【受入先企業インタビュー】ZAP ZEAL ASPIRATION PARTNER ASIA CO.,LTD.(後半)

はじめに(再掲)
こんにちは。株式会社FULLCOMMISSIONの榎本悠人です。

本企画【経営者インタビュー】では、インターン受け入れ先企業の経営者にインタビューさせて頂き、その様子をブログ記事として配信する企画です。

今回は、私たちの「観光宿泊専門の海外インターン」の受け入れ先でもある、カンボジアのZAP ZEAL ASPIRATION PARTNER ASIA CO.,LTD.創業者、奥本さんにオンラインインタビューをさせて頂きました。本ブログはその後編になります。ぜひ最後までお楽しみください。

(前編はこちら)

4. 奥本さんのストーリー
 奥本さんがカンボジアを初めて訪れたのは、2016年。日系企業の在籍時に、カンボジアでマイクロインシュアランスサービスの新規事業を立ち上げるためでした。その事業自体は立ち上げることができなかったのですが、「このまま負けたままでは終われない!」と退職し、カンボジアに残りました。

 奥本さんには「命を守る」という、仕事をする上で大切にしているテーマがあります。このように働く理由は、中学生の時の大きなケガをした際に助けられたのがきっかけでした。加えて、カンボジアで働いていた時にお金がなくて治療を満足に受けられないスタッフがいた時に、「命って平等ではないな」と感じたからだそうです。

 高校卒業後、消防士としてこのテーマと向き合っていた奥本さんですが、4歳からやっていたレスリングをもっと突き詰めていきたいとの想いから、24歳の時に大学へ進学します。大学進学後、ケガの影響でレスリングはできなくなってしまったのですが、その時お世話になっていた教授の研究テーマが金融や保険だったことから、奥本さんもその勉強に入り込んでいきました。その後、アメリカでの海外インターンを経て新卒として日系企業に就職し、カンボジアでのマイクロインシュアランスサービスの新規事業立ち上げをすることになりました。

 今後も「命を守る」というテーマに沿って、カンボジアにもっとおおきな雇用を増やすべく、今取り組んでいる事業の拡大と新規事業に力を注ぎたいとのことです。

5. カンボジアの魅力
 奥本さんにカンボジアの魅力を聞いてみると、ビジネスの面でも暮らしの面でも魅力があると話してくれました。

 ビジネスの面の魅力としては、外国人の資本が100%でも起業が可能なこととアメリカドルが流通していること、そして英語力が高い人がいることの3点をあげられました。特に、資本の話しとアメリカドルの話しは、海外で起業したいと考えている日本人には魅力的なポイントになってくるなと私は感じました。また、語学力に関しても、海外インターンや海外生活時の壁の一つに感じますが、英語が通じるというのも安心のポイントになるのかなと感じました。

 暮らしの面では、食事が美味しいことなどをあげて頂きました。お米が中心の食事で日本人にも合いやすいのかなと感じます。奥本さんからも「日常の生活で困ることは特にない」とのお話しがありましたので、生活面でも安心できそうです。

6. 最後にインターン生に一言頂きました。
 「ZAP社のインターンでは、インターンというよりもチームの一員として一緒に働いて頂ける方を募集します。ビジネスで社会貢献をしていきたいと思っている方や、新規事業立ち上げをしてみたい方は、ぜひ来ていただきたいです。僕も新しいことへ挑戦していきたいと考えていますので、一緒に取り組みましょう。」

 今回の後編では、奥本さんのストーリーやカンボジアの魅力について書きました。ZAP社でのインターンの経験のイメージが膨らみましたでしょうか?このインタビュー記事を読んで頂き、同社のインターンに参加したいという気持ちが高まって頂けたら嬉しいです。引き続き、他の海外インターン受け入れ先へのインタビュー等も行っていきますので、ぜひお楽しみにしていてください。

前編はこちら